沖縄県平成26年度(2014)入域観光客統計概況
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- 2015年1月31日
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ー 平成 26 年の概況(総括) ー
文化観光スポーツ部観光政策課により、平成26年の入域観光客数は705万8,300人で、対前年64万4,600人増加、率にして10.1%の増 加となり、2 年連続で過去最高を更新し、初の 700 万人台を記録した。また、 昨年に続き国内客・外国客ともに過去最高の入込であった。
前年と比べて増加した要因は次の通りと考えられ、特に外国人観光客の増加が大きく寄与している。
円安の継続に伴う国内および訪日旅行需要増。
海外航空路線の拡充・クルーズ船の寄港回数増による外国人観光客の増。
さらに、こうした要因に加え、国内外における官民上げての継続したプロモーション活動が功を奏したとみられる。
ー 平成 27 年の見通し ー
景気は緩やかな回復基調にあることに加え、円安も継続すると予想されており、国内旅行市場は堅調に推移するとみられるものの、国内観光地との競合が想定される。
また、外国客については、訪日旅行需要の高まりに加え、香港-那覇路線新規就航(ピーチアビエーション)など航空路線拡充の動きがあることや、クルーズ船の寄港予定回数が昨年を上回っていることなどから引き続き好調に推移すると見込まれる。
春に県内最大級の多機能複合型ショッピングモールの開業が予定されており、誘客効果が期待出来る。
ー 外国人観光客の動向 ー

平成 26 年の外国客は、89 万 3,500 人で、前年比で 34 万 2,700 人増、62.2%の増となり、国内客 同様に過去最高となった。これまでの外国客の過去最高の入込は、平成 25 年の 55 万 800 人。
平成 26 年も円安が進行し、割安感のある訪日旅行需要が高かったことに加え、重点市場(台湾、 韓国、中国、香港)において路線の新規就航および既存路線の増便があり、空路客が大幅に増加した。また、クルーズ船の寄港回数増により、海路客も増加した。重点市場全てで 10 万人を超えた のは初めてである。那覇空港の新国際ターミナルビル及び那覇港の旅客ターミナルビルの供用開始 などハード面が整備されたことも、外国客の増加に寄与したと考えられる。
台湾
台北-那覇路線、高雄-那覇路線で新規就航・増便等があり、空路客を中心に増加。
過去最高であった昨年を上回り、初の 30 万人台となった。
中国本土
尖閣関連の影響から回復し、新規路線の就航等もあり過去最高となった。
クルーズ船の寄港により、海路客も増加した。
香港
香港航空の香港-那覇路線が 3 月から増便したことにより、空路客を中心に増加した。
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