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USJ沖縄進出 CEO表明 名護・本部が有力

  大阪市の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社のグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)は18日、新たなテーマパークを沖縄県内で建設する方針を明らかにした。具体的な場所や時期は示さなかったが、名護市の動植物公園ネオパークオキナワを含む周辺地域と本部町の一部で同時に展開する案が有力だ。翁長雄志知事や名護市なども観光や地域活性を理由にCEOの進出意向を歓迎している。

  大阪市で報道陣の取材に応じたガンペルCEOは「映画やテレビ番組をテーマにしたパークではない。沖縄の場所に合うものを造る」と説明したが、具体的な内容については言及しなかった。

  新パークの規模は「東京ディズニーランド(TDL)や大阪USJは下回るが大規模になる。大阪以外でも(事業を)大きく成長させたい」と意気込みを語った。

  一方で「あくまで初期計画の段階。(新パークの計画が)うまくいくかは分からない」とも話した。

  USJの運営会社はこれまで、九州・沖縄やアジアを新パークの候補地として検討を進めてきた。ガンペルCEOは以前の共同通信のインタビューで「国内外の複数と交渉中。沖縄県名護市はその一つ」と述べていた。

  運営会社幹部は昨年9月に当時の仲井真弘多知事、翁長雄志那覇市長と面談した際に名護市と本部町で新施設を2018年度に同時展開する構想を示している。同社広報は現時点も「県内で調査を継続している」としている。

 建設に伴う資金調達のため、東京証券取引所第1部に株式を再上場させるとの見方もあるが、ガンペルCEOは「固まっていない」と述べるにとどめた。

 ユニバーサル・スタジオは米国が本家で、アジアにはシンガポールにある。

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